本館の方でご紹介させて頂いた、「低反発マットレス」のお話の続きです。
まあ、続きとはいえ、初めてお読みになる方にも何のことか分かる様に、一部内容が重複してしまうと思いますが、ご了承下さい。
【先ずは前振り】
事の発端は、家族でTVショッピングを見ていたときのことです。「トゥルースリーパー」という商品を紹介していたのですが、良さそう、と思う反面、ちょっと高い(2万円以上)。そこで、何とかネットで調べて安く購入しよう!ということになったのでした。テーマはズバリ、「トゥルースリーパーを安く買いたい!」です。
ところが、かなりの人気商品らしく、安く(1万円台)売っているところは皆売り切れ。更に調べると、「スウィートスリーパー」という「トゥルースリーパー」に似た商品があるじゃないですか。こちらはちょっと安いんですが、両者の違いは「発売元」位で、どちらも「ヴィスコ・エラスティック・フォーム」という低反発の発泡ウレタン素材を使用していることが分かりました。
それから、テンピュールという商品(というか素材)が、このカテゴリのパイオニアで、ちょうど「トゥルースリーパー」に相当する「テンピュール・オーバーレイマットレス」という商品を見つけました。こっちは更に高価で、7cm厚のものは7万円以上します。マットレスにそんなにかけるなら、私はずっとせんべい布団で良いです。ということでテンピュールはすぐに候補から外れました。
そして更に調べていくと、安価な類似品が多数売られていることが判明。お得が好きな(安物買いのナントカ・・とは言わないでね!)私のことですから、いつのまにか「安くて良い低反発マットレスを買いたい!」とテーマが変わってしまいました。
ただ、安ければ何でも良いという訳ではなくて、一応下記の様な条件を設けてみました。
・素材に低反発ウレタンを使用していること。
これが無きゃ、ただ安いマットレスを探しているだけなので意味ありませんね。
・マットレスの厚さが8cm位あること。
4~5cm位の厚さだと、低反発マットレスの効果が小さく、又直接床の上にひいた場合に、床に突き当たるカンジがして宜しくない。
・3つ折タイプではなくて、1枚モノ(プレートタイプ)であること。
3つ折タイプだと、継ぎ目の部分が十分な効果を発揮できない。
そして、結果として見つけたのは以下の3つでした。(コメントは余り意味ありません。私の独り言だと思ってください。)
1.厚さ8cm低反発マット『シングルサイズ』 5,985円
とにかく安いです。でもちゃんと低反発マットレスとしての機能は満たしていそうです。
(上記のリンクが売り切れのときは、こちらから。送料込みで7,980円です。送料を考慮すると上より420円だけ高いです。)
カバーが高級感がありそうで、トータルでいうとこれが良いのかも?
3.【最上級低反発マット】ヘブンズマット シングルワイドサイズ8cm厚 8,200円
これは、ちょっと値段も高めだし、密度とか、素材の良さをアピールしているので上記2点より少し良いものかもしれません。
さて、私はどれを買ったでしょう?って、答えはもう最初に書いてありますが、3の「ヘブンズマット」です。
最初は、2が良さそうって思ったのですが、3の説明を読むと、どうやら低反発発泡ポリウレタンの密度が高い固めのものの方が高級らしい。この「ヘブンズマット」は、密度が5.0kg/m3あるのが売りみたいです。
2は密度は公表していなかったのですが、重量が4.8kgとちょっと軽い。1は重量が7.2kg、密度が45kg/m3。以上の情報を元に計算してみると、それぞれのスペックは、下表の表の様になります。
番号 | 重量(kg) | 密度(kg/m3) |
---|---|---|
1 | 7.2 | 45 |
2 | 4.8 | 30 |
3 | 8.0 | 50 |
赤い数字が、計算で求めた値です。それぞれのマットの大きさや厚さが若干違っているでしょうし、重量はカバー込みだったりしますので、決して正確な数字ではありません。あくまで目安として見てください。(ちなみに、トゥルースリーパーは、同様な計算では、4.6kg/m3となりました。)
この表を見て分かる通り、2は密度が極端に低いです。なので今回は見送ることにしました。
残り2つのどちらにするかですが、値段が5,980円ととても安かったこともあって、本当は1を購入したかったんです。
でも、納期が2週間後と最も遅い。おまけに私が注文しようとしたときには品切れ(たまに品切れになりますが、暫くすると納期が遅くなって復活するみたいです。どうやら1回の入荷分注文が入ると売り切れにして、そして次回の入荷が決まると又注文可になるみたいです。その方が納期にぶれがなくて良心的だと思います。)。
しかしそんなに待っていたら、ここに感想を書くタイミングを逃してしまいます。
ということで、素材の密度が最も高く(その分お値段も高め)、そして即納の「ヘブンズマット」のお買い上げとなりました。これだけ「ヘブンズマット」と名前があるのも良いですね。他は「名無しの低反発マットレス」ですから。1月24日に注文して、28日に到着しました。
【いよいよ購入レポート】 いやそれにしても長い前振りで失礼しました。いよいよヘブンズマットが届いて使用開始です。 納品された日、私が家に帰ると、既に梱包が解かれ、寝室にひいてある状態でした。 ![]() 左の写真が、マットを収納していた不織布製のバッグです。まあ質感が安っぽいのは仕方ないとして、どうみてもこの大きさではマットレスは入りそうもありません。 既に取り出してしまった今となっては確かめる術もないのですが、恐らく圧縮して入れてあったのだと思います。これでは保管用に再度収納することが出来ません。これはなんとかして欲しかったです。まあ大した問題ではないですが。 |
![]() そして、こちらが問題のマットレスです。質感は伝わりますでしょうか? 標準で付属しているカバーは薄いタオル地で、決して高級感はありません。しかし「まあこんなものだろう。」という意味で合格点だと思います。 後日店頭で「テンピュール」を見ましたが、そちらもそんなに高級感が有る訳ではありませんでしたし。 |
![]() そしてこちらが、カバーをはずして中の低反発発泡ウレタンをムキ出しにした状態です。 テンピュールだと、この発泡ウレタンを包む内カバーがついているのですが、まあ安物ですから・・・。この辺は寝心地には殆ど関係ないでしょうが、カバーをはずして洗濯したり、その後又カバーをしたりするときに、内カバーがあった方がやりやすいと思います。ウレタンマットの耐久性という点でも、内カバーがあった方が良いとは思います。 早速マットを押してみましたが、低反発素材ですから、へこんだ所がゆっくりと元に戻ってきます。 そして、最後に一番大切な寝心地ですが、マットの上で横たわると、身体全体がゆっくりと沈んで行きます。そしてお尻や足などが適度に沈み、身体が包み込まれている様に感じます。自然な体勢で安定するので、宙に浮いている感じでなかなか心地良いです。 これなら、「床の固さが直接伝わるせんべい布団が好き!」という人以外は、硬めなマットレスが好きな人でも、柔らかめが好きな人でも満足出来るのではないのでしょうか? 当然、睡眠中もこの心地良さは続きます。この感覚は、今回購入した「ヘブンズマット」も、「トゥルースリーパー」も「テンピュール」も、根本的には変らないと思います。勿論、耐久性とか、高価なものはそれなりに良い部分があるとは思いますが。 そんな訳で、今回のお買い物は一応、大成功!と言って良いと思います。 しかし・・・。 今私は、この「ヘブンズマット」を使用していません。前のせんべい布団に戻ってしまいました。何故かと言うと、とても寝心地が良かったので、奥さんに取られてしまったのです(T_T) まあ、当初の予算の半分以下で購入した訳ですから、今度こそ私用にと、もう1枚購入することに決めました。 今度購入するのは、今回と同じ「ヘブンズマット」か、それとも他のマットを購入して比較するか、現在考え中です。 購入したら、又レポートしますので、当サイトをブックマークして、たまに覗きに来て下さいね。 読みにくい文章を長々と書きましたが、お付き合い頂き、有難うございました。 興味のある方は、是非本館のこちらにもおいで下さいね。 |